ポーラスアルミ、または、ポーラスアルミナを使用した非接触浮揚搬送では水平浮揚搬送や傾斜浮揚搬送、またロール浮揚搬送が可能となります。
ポーラス材全面から均一に空気が吹出すので少量の空気消費量でガラス基板等のワークを高く浮揚させることが出来ます。
また浮揚されたワークは完全フラットで、全く揺れることが無く、静かに搬送することが出来ます。
- ● 吹出し空気がステージ全面均一
- ● ワークの揺れが無い完全フラット搬送
- ● ワークの浮揚高さが高い(1mm以上可能)
- ● 空気圧が0.005~0.01MPaと低い
- ● 消費空気量が少ない(500x500mm当り50~100L/分)
【ドイツB社ガラス基板浮上搬送ステージ】
- 大きなステージはワンタッチカップラーを使用し、□500x500mmのユニットステージを任意に配列・連結することで、任意の大きさのステージに組上げることが出来ます。また、ひとつの一体化した大きなステージの作成も可能です。
- 各ユニットのステージの平行度の精度は通常30μm~50μmになっています。
- 1mm厚以下のガラス基板は空気圧0.005~0.01MPaで1mm以上浮揚します。
この時の空気消費量は□500x500mmステージ当りは50~100L/分ですが、ガラス基板が大きくなれば、空気圧はより小さく、その空気消費量も少なくてすみます。
【平板非接触水平浮揚搬送】
【重量物浮揚搬送(25kg)】
- G8やG10などの大物ガラス基板の非接触浮揚搬送に最適です。
- 完全フラットで、スムースな、揺れの無い搬送を可能にし、搬送工程でのガラス基板の損傷を無くし、工場スペースを削減できます。
- □500x500mmのユニットステージの配列・連結や各ユニットのステージの平行度の精度、浮揚搬送条件は水平搬送の場合と同じです。
傾斜浮揚搬送
- ポーラス材をロールの全周囲に、または、180°や90°などロールの一部に貼り付け、フィルム、紙、シート、金属箔等々を非接触浮揚搬送することができます。
- ロールの長さは芯ロールの長さによって決まります。 芯ロールは通常の金属ロールが使用できます。
- ポーラス材表面からは空気が全面均一に吹出すので、ワークがスムースに波打たずに搬送ができます。必要な空気圧や空気量は搬送時のテンションの掛け方によります。
ロール浮揚搬送
■ガラス基板浮上搬送
■ ポーラスアルミロール浮揚搬送デモ
■ 重量物搬送例 No.1
■ 重量物搬送例 No.2
■ タバコ箱浮揚搬送 5パネル(0.01Mpa)
■浮揚デモ 菓子箱
■浮揚デモ 箱紙
■浮揚デモ 箱紙裏面
■浮揚デモ ボトル
■浮揚デモ 1kg
■ポーラスアルミ浮揚デモ
■エンドミル浮上搬送(0.03MPa)
■ビニールチューブ浮上搬送(0.015MPa)
■空き缶浮上搬送(0.01MPa)